
CUBASEは楽曲制作のソフトとして知られていますが、
動画の音声編集にもとても使いやすいソフトです。
また、CUBASE10.5からは動画の書き出しにも対応し、
動画・音楽配信向けの音量調整ができる、ラウドネスのノーマライズ機能も追加されました。
今回はCUBASEを使った映像音声編集の第一弾として、
動画の取り込み、設定と書き出しの方法をご紹介します!
なお今回の記事で使用する素材は以下からダウンロード可能ですので、ご自由にお使いください。
ファイルサイズ:38.3MB
~この記事ではこのようなことが出来るようになります~
・動画をCUBASEに取り込めるようになる
・ビデオプレイヤーを開き、サイズ調整が出来るようになる
・動画のオーディオを編集した後に、一緒に書き出すことが出来る
環境・出典:WINDOWS 10、CUBASE PRO 10.5

CUBASE準備
■ステータスライン表示

CUBASEを起動しましょう。まずはステータスラインを表示します。
CUBASE右上にある、 ウィンドウレイアウトの設定ボタン > ステータスライン
にチェックを入れましょう。
■録音形式の変更

すると上の図のようにステータスラインが表示されますので、
録音形式 を 選択しましょう。
サンプリングレートの設定
特に指定がある場合を除き、
サンプリングレートは48kHz、ビット解像度は24bit に設定しておきましょう。
録音形式 > 録音ファイル形式 をそれぞれ設定 >OK で設定完了です。
ビデオトラック準備
■ビデオトラックの立ち上げ

次は動画を取り込むための ビデオトラック を立ち上げます。
トラックを追加> その他のトラックタイプ >ビデオ > トラックを追加
と進めましょう。

ビデオトラックが立ち上がりました!
■ルーラーを秒表示に変更
初期設定のままだとルーラーが小節表示 になっているので、秒表示 に切り替えましょう。
ルーラー上を右クリック> 秒 で切り替わります。
■スナップを秒単位に設定
今後の編集がしやすいように、
スナップをオン、グリッドの間隔を1000ms に設定しておきましょう。
これにて準備完了です!次のページでは動画の取り込みと再生方法をご紹介します。