エフェクトの種類を解説! DTMミックス入門 Pt.1

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作曲は得意でDTMを始めたけど、ミックスはちょっと苦手…
きっとそのような方が多いのではないでしょうか?

用意されているプリセットで音色を作るのも良いですが、

「もう少しエコーを効かせたい!」「プロのあの音を出したい!」
という時にエフェクトの知識があると大いに役立ちます。

今回は思い通りの音を作るために、細かい設定方法は後ほどとして、
まずはどんなエフェクトがあるのか、基本的な種類と効果をご紹介したいと思います。

環境・出典:WINDOWS10 PRO、CUBASE PRO 9.5

エフェクトとは?

エフェクトとは英語で「効果」の事で、その名の通り様々な効果をつけて元の音を加工する事が出来ます。

種類は豊富にあり、例えば

・ボーカルに暖かみと響きを加える
・ギターは歪ませてシャープにする…

など、その楽器に必要なエフェクトを組み合わせ理想の音を作り上げていきます。

ミックスダウンには欠かせないツールですので、基本のエフェクトをひとつずつ確認していきましょう!

① Equalizer / イコライザー

音域別に、音を目立たせたり削ったりする事が出来るエフェクトです。

イコライザーの効果

オルガンの音をイコライザーで調整したものをお聴きください。
実際はここまで極端な使い方はあまりしませんが、変化をご確認いただけるかと思います。

主な使い方
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楽器単体では良い音でも、様々な楽器と重ねると音が埋もれてしまう場合があります。

そんな時にイコライザーで音質調整を行うと、楽曲内での楽器の棲み分けが行われクリアに聴こえるようになります。

また耳障りな高音を削ったり、音を太く感じさせることも可能です。

② Compressor / コンプレッサー

音量にバラつきがあるものを、均一に揃えるエフェクトです。

コンプレッサー効果

前半は元の音、後半はコンプレッサーを掛けたものです。
前半はクラップ(手ばたき)の音量大きく感じますが、後半は音量差が減りました。

主な使い方
コンプレッサーについて

音量にバラつきがあると、歌詞が聴き取れなかったり急に大きい音が鳴ったりと、聴く人が疲れてしまいます。

楽器ごとに音量を整える事により、聴きやすい音量バランスにすることが出来ます。

③ Delay / ディレイ

やまびこ効果を出すことが出来るエフェクトです。

ディレイの効果

前半は2分音符のディレイ、後半は8分音符のディレイを掛けています。

主な使い方
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聴こえるか聴こえないか程度の弱いディレイを各楽器に掛けると、全体的に楽器同士を馴染ませることが出来ます。

また、構成が変わった頭に余韻を残したり、間を埋めたりすることが出来ます。

バラードなどのスローテンポの楽曲では特に重要なエフェクトです。

④ Reverb / リバーブ

ホールや部屋などで発生する残響を再現するエフェクトです。

リバーブの効果

前半はルーム(部屋)タイプ、後半はホールタイプのリバーブが掛かっています。

主な使い方
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様々な楽器に同じリバーブを加える事により同じ部屋で演奏しているかのように聴こえ、まとまりを出すことが出来ます。

掛ける種類によって楽曲の世界観もガラリと変わってきます。

⑤ Saturator / サチュレーター

音に温かみを加え、楽器同士のまとまりを出すエフェクトです。

サチュレーターの効果

前半は通常のドラム、後半はサチュレーターをONにしたドラムです。

使いどころ

この楽器の音が細いなと感じた時に掛けると、大きな効果を発揮します。
その他全体的に薄く掛けることにより、楽器同士がまとまります。

とても地味なので最初は掛かってるか分からない程度でも、最終的にサチュレーターを掛けたものを重ねると効果を実感できるかと思います。

まとめ

今回はミックスの基本となるエフェクト5種類をご紹介しました。

ご紹介したエフェクトは、ほぼすべてのトラックに適用する定番の種類です。
一つ一つの効果は地味ですが、しっかり設定しておくと全体で聴いた時にまとまりがあり綺麗な楽曲となります。

今後はその他のエフェクトや、実際に使用する方法をご紹介したいと思います。

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