「英語の動画制作にあたり、日本語と英語の原稿を綺麗に並べて比較できるテンプレートがない…」
「プロジェクトで翻訳者から渡された原稿を、言語ごとにすぐに整理したい」
「英語ナレーターに映像にタイミング合わせてもらうにあたり、わかりやすい原稿を共有したい」
今回はそのような映像クリエイター様がお使いいただける、無料の原稿(対訳表)テンプレートをご用意しました!
見た目はシンプルですが、情報を追加するたびに表示が崩れることを防ぐための工夫や、文章が増えた時に自動で行を増やす機能を備えています。
ぜひお気軽にダウンロードいただき、ご活用いただければ嬉しく思います。
日本語と英語の原稿の管理方法についてご興味がある方は、以下もぜひお読みください
英語ナレーションの原稿を作る時によくあるトラブル
国内のクライアントから英語の動画の制作依頼があった場合、日本語と英語の両方が比較できる原稿(対訳表)を用意する必要があります。
しかし、文章量が2倍になるのでスペースの確保が難しいうえ、無理に文字を入れると横長になったりはみ出したりして困りものです。
また、編集中に以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
これらのトラブルは、主にエクセル(スプレッドシート)で管理している時によく発生します。
そのまま気づかずナレーション収録に入ってしまうと、予定外の修正に伴い納期の遅れや、最悪の場合は気づかず公開してしまうことにもなりかねます。
なぜこのようなトラブルが起きるのか?
このようなことを防ぐには、どうすれば良いのでしょうか?
おすすめとしては、ナレーション用の日本語と英語を並べる原稿(対訳表)は、エクセルではなくワード(またはGoogle Docs)で作ることです。
ワードはその名の通り、文字を編集するためのソフトです。
そのため、うっかり一部文字を消したり、余計な文字が入ってスペルがおかしくなってしまっても、その部分に線を引いて教えてくれる機能があります。
また、エクセルやスプレッドシートでは、セルの上でうっかりキーボードを押すと全ての文字が消えてしまいますが、ワードではその心配がありません。
表の高さも、ワードなら収まるように自動調整されます。
でも絵コンテにはエクセルが便利
先ほどワードの方が安全とお伝えしましたが、動画の場合はエクセルの方が絵コンテのように「画像」「タイムコード」「コメント」を細かい設定なしで簡単に入れることができ、幅も高さも自由に調整でき、制作やファイルのやり取りに便利です。
そこでおすすめの方法は、
「文字の情報(原稿)はワードで管理し、エクセルはあくまで補助用として使う」
ということです。具体的には以下のような流れです。
少し面倒に感じられるかも知れませんが、思わぬトラブルを防ぐためには、とてもおすすめの管理方法です。
ぜひお試しください。
対訳表ダウンロード
テンプレートの特徴
※ ワード版:表の一番右下のセルにカーソルを置いてTabキーを押すと、行が増えます。
ご利用上の注意事項
- 当サイトで配布しているテンプレートは無料でご利用いただけます。ダウンロード時にご連絡をいただく必要はございません。
- ファイルが保護ビューで開いた場合は、上部の「編集を有効にする」をクリックしてください。なお、テンプレートにマクロは使用しておりません。
- こちらのテンプレートはWindows 11環境で作成しています。万が一開けない、表示が崩れるなどの問題が発生した場合は、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡ください。
- 本テンプレートに関して、正確性、完全性、特定の目的への適合性などについては保証しておりません。
ご利用者様の責任においてご利用いただきますようお願い申し上げます。