Halion Sonic SE入門 pt.2 ソフト一つで16種類の音色を出す方法

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Halion Sonic SE pt.2

今回はCUBASE付属のマルチ音源【Halion Sonic SE】を使い、最大16種類の楽器の音色を鳴らす方法をご紹介します。

環境・出典:WINDOWS 10、CUBASE PRO 10、Halion Sonic SE 3

※ソフトの音色選択方法については、前回の記事をご確認ください。

ソフト立ち上げ

まずは以下のトラックを立ち上げましょう。

・インストゥルメントトラック(Halion Sonic SE)×1
・MIDIトラック×16

インストゥルメントトラックとMIDIトラックの違い

Halion Sonic SE pt.2-4

まずはトラックの違いを確認していきましょう。
インストゥルメントトラックとMIDIトラックは、左側のマークで見分けられます。

役割としては以下の違いがあります。

インストゥルメントトラック:楽器ソフト本体のトラック
MIDIトラック:演奏情報を入力するトラック

ここで、「同じソフトで楽器を何種類も鳴らしたい場合、インストゥルメントトラックを複数立ち上げればよいのでは? 」と普通なら考える所ですが、

同じインストゥルメントトラックを沢山立ち上げると、デメリットがあります。

例えるなら以下のような状況です。

イメージ
Halion Sonic SE pt.2

インストゥルメントトラックさんは最大で16個の音色を運ぶことが出来ます。
社長は 彼に給料1万円を払って、MIDIトラック株式会社へ音色を1つ運んでもらっています。

給料=パソコンに掛かる負荷です。

ある日、MIDIトラック株式会社から新たな音色の注文が15個入りました。

ここで社長は、インストゥルメントトラックさんは音色を1個しか運べないと思い込み、新たに15人雇ってしまいました。

するとどうでしょう!

本当は1人だけで済むはずが、15人雇ったので給料が16万円も発生してしまう上、
一人一人指示をしなくてはならず効率が悪くなりました。

CUBASE上では

支払う給料が増える: PCに負荷がかかる
指示が大変:     ソフトが分かれていて設定が面倒

という状況です。

パソコンに負荷がかかるとスペックが足りないパソコンの場合は動作が重くなり、
録音・再生中に音が途切れ最悪フリーズする可能性があります。

※厳密には単純計算で負荷16倍というわけでは無いですが、分かりやすくこのような表現にしました。

そこで社長は、インストゥルメントトラックさん1人に音色を16種類積んでもらい、 MIDIトラック株式会社へ音色を届けてもらいました。

すると給料(PC負荷)は一人分で済み、全ての音色を素早く届ける事が出来るようになりました。

~おわり~

まとめ

要約すると、メリットとしては以下の点が挙げられます。

■PC負荷が少なくなる
■ ソフトが一つなので、音色調整の度に別のソフトを開かなくてもよい
■ 各音色の音量バランスなども、一つのソフトなので素早く変更できる

実践編

Halion Sonic SE pt.2-5

それでは実際にCUBASEで設定を確認していきましょう。

MIDIトラックをクリック後左のインスペクターを確認すると、
【アウトプットのルーティング】に【Halion Sonic SE】が設定されているかと思います。

これは「このMIDIトラックはHalion Sonic SEの音を出しますよ」という意味です。

チャンネルについて

Halion Sonic SE pt.2-6

MIDIトラックの右側を確認すると数字があります。これを【チャンネル】と呼びます。

例えばここが【1】になっている場合、Halion Sonic SE【チャンネル1】の音色が鳴る仕組みです。

先ほど作ったMIDIトラックを確認すると、それぞれ違う数字のチャンネルが設定されているのが確認出来るかと思います。

音色設定

動画解説

インストゥルメントの編集

Halion Sonic SE pt.2-7

チャンネルの確認が出来たら、実際に音色を設定していきます。

まずは【チャンネルが1のMIDIトラック】をクリックし、
インスペクターの【インストゥルメントを編集】からソフトを開きましょう。

※チャンネル1 のMIDIは、一番下に作られている事が多いです。

Halion Sonic SEのチャンネル

Halion Sonic SEでは
【スロット1はチャンネル1】【スロット2はチャンネル2】 のように、
スロットと同じ数字のチャンネルに送られるように最初から設定されています。

先ほど選んだのは 【チャンネルが1のMIDIトラック】 でしたので、【スロット1】に好きな音色を読み込みましょう。

MIDIを切り替える

Halion Sonic SE pt.2-9

次はソフトを開いたまま、【チャンネルが2のMIDIトラック】を選択後【 スロット2】に好きな音色を読み込みましょう。

この後も同様の流れで、各MIDIトラックに音色を設定していきましょう。

ソフトを閉じて確認

一通り音色を設定し終わったら、ソフトを閉じましょう。

各MIDIトラックを選択してMIDI鍵盤を打鍵すると、設定されたチャンネルの音が鳴るようになっています。

まとめ

今回は一つのHalion Sonic SEで最大16個まで音色を設定する方法をご紹介しました。
Halion Sonic SEに限らず、チャンネルに対応している音源なら同じ方法で設定できます。

実際のDAWを使った作曲においては、このように音源を設定した各MIDIトラックに、メロディやコードの打ち込みを行っていきます。

パソコンの負荷を抑えつつ、同じソフトでスピーディに音色を変更できるので是非お試しください。

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