
ナレーションを収録する際、編集の時にタイミングの調整がしやすいようにあえて台詞の間に余白を入れる事があります。
しかし、いざ編集しようとすると分割してサイズ変更して後の波形を詰めて…
と工程が多く、特に長いナレーションとなるととても大変です。
今回は、そのような余白を効率よくかつ正確に調整する方法をご紹介します!
なお今回使用するナレーション素材は以下から入手可能ですので、
ご自由にダウンロードください。
※48kHz/24bit 個人利用の範囲内でお使いください
環境・出典:WINDOWS 10、CUBASE PRO 10

音源の確認
まずは音源を確認してみましょう。
英語で曜日(Sunday~Monday)までの単語が収録されていますが、
単語と単語の間の余白の長さが統一されていませんね。
今回はCUBASEでこの余白を詰めて、長さを統一していきます。
準備
ルーラー設定

ルーラーを右クリックし、「秒」表示に切り替えておきます。
オーディオ編集の準備
① ダウンロードした【Weekday_Narration.wav】をCUBASEに読み込みます。
② 波形が確認しやすいように、トラックの高さを広げます。
③ グリッドをオフにして、最初の波形の頭の無音部分を縮めておきましょう。
④ グリッドをオンにして、波形の頭が2秒目の頭に来るように移動させます。
今回の目標
今回は上記のように、2秒ごとに次の単語に移るように調整したいと思います。
範囲選択ツール

範囲選択ツールに切り替え、
【グリッド】:オン、【グリッドの間隔】:1000msに設定しておきましょう。