曲の途中でBPMを自由に変更する方法【CUBASE テンポトラック】

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実践編

ここからはテンポの設定方法をお伝えします。
まずは ルーラーを見てテンポを変更したい場所(小節)へ移動しましょう。

基本の操作としては、

・鉛筆ツール でマーカーを作る。
・オブジェクトの選択ツール でマーカーの位置を変更する 。

というシンプルな流れです。

まずは ツールバーから鉛筆ツールオブジェクトの選択ツールを切り替えながら、細かいテンポは気にせず、操作の練習をしてみましょう。

スナップオン

スナップをオンにすると、設定したスナップタイプの間隔に合わせてマーカーが移動します。

例:スナップタイプが 1/1なら小節間隔、 1/8なら 8分音符の間隔

スナップオフ

スナップをオフにすると自由な場所にマーカーを設置可能です。
ドラッグで滑らかな線を描く事もできます。

再生

一通り線が描けたら一度再生してみましょう!
テンポトラックエディターのルーラーをダブルクリックすると、再生が始まります。

カーブの種類

テンポが変化する際のカーブのモードは3種類あります。それぞれご紹介します。

ジャンプ
テンポトラック5

BPMを一気に上げたり下げたりする事が出来ます。
小節や展開が変わった瞬間にBPMを一気に変化させたい場合にオススメです。

引き寄せ

前のマーカーからスムーズに繋ぐことが出来ます。
ゆっくり滑らかにBPMを変化させたい場合にオススメです。

自動

マーカーを作る際に、前後のマーカーのモードに合わせて、ジャンプか引き寄せを自動で選択します。
一度マーカーを設定した後にマーカーを追加して微調整する場合にオススメです。

情報ライン

テンポトラック11

描いたマーカーを選択すると、情報ラインにテンポとカーブの種類が表示されます。
マウスでクリックして数値を変更すれば、正確にテンポを調整する事が可能です。

マーカーの削除

次は設定したマーカーを削除する方法として、用途別に3種類ご紹介します。

一つずつ消したい場合消しゴムツールを使い、消したいマーカーをクリック
特定の範囲を消したい場合オブジェクトの選択ツールで消したい範囲を囲み【DELETE】
全て消したい場合【CTRL(MacはCommand)+A】で全て選択後【DELETE】

※削除したら次の段階の為に、元に戻しておきましょう。

トラックリストに表示

作成したテンポトラックを、トラックリスト上に表示させることが可能です。

これにより、今後エディター画面を開かなくても、楽曲の流れと一緒にテンポの変化を確認する事が出来るようになります。

トラックの追加
テンポトラック8

トラックリスト上部の【▼マーク 】【テンポトラックを追加】 
とクリックして立ち上げると、テンポトラックが作成されます。

トラックのボタン
テンポトラック9

トラックから、テンポトラックのオン/オフを切り替えたりロックをかけたりすることが出来ます。

テンポトラックのロックを行うと編集が出来なくなるので、うっかりマーカーに触れて動かしてしまう心配がなくなります

インスペクター

トラック追加

トラックを選択すると、左のインスペクターに詳細が表示されます。
ここにはマーカーが設置されている位置と、テンポが表示されています。

試しにマーカーを動かすと、数値が変化する事が確認出来るかと思います。
【テンポ】をダブルクリックして、テンポを入力する事も出来ます。

また、インスペクターの【e】ボタンから素早く テンポトラックエディターを開く事も可能です。

まとめ

今回はCUBASEにおけるテンポの変更方法をご紹介しました。
楽曲に抑揚をつける事の多い劇伴や、一工夫すれば台詞の早送りなどにも使えますので、是非活用してみてはいかがでしょう。